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看護師を辞めたくなった人へ

辞めたくなった看護師
看護師の離職率は1年で1割の人が辞めるほど高くなっています。

重い責任。
看護師同士の人間関係。
不規則な勤務時間。
その割には安い給料。

もう看護師を辞めて別の仕事をしたい!

看護師なら誰もが一度はそう思うのではないでしょうか。
実際に看護師を辞めて別の仕事をする人は、全体の2割ほどになるそうです。

とくに人間関係と夜勤からくる肉体的な苦痛が、看護師の離職率を高めているのは疑いの余地がありません。
看護師は、悟りを開くか性格のねじ曲がった女しか生き残れない世界
体も精神も擦り減らして40年も働くのは並大抵のことではありません。
ただ苦労して取った資格です。
学校に4年間も通い、辛い辛い実習にも耐えて取った看護師の資格。

このサイトでは「病院以外の別の仕事をしたい」と思っている看護師のために、看護師の資格やスキルを活かせる「病院以外の仕事」をご紹介したいと思います。

病院以外に転職するとき有利な資格とは?

「もっと知識や技術を深めたい」「より活躍の場を広げたい」と考える看護師さんは多いようです。スキルアップをめざし、資格取得をしたい看護師さんのために、人気の資格をご紹介します。

保健師

看護師の活躍の場は、病院だけに限りません。
保健師とは、「地域包括支援センター」で地域住民の健康や生活を支援する仕事です。保健師は公務員で、日中に勤務できるので、必ず夜勤のある病院勤務に比べ、子育て中の看護師さんにとても人気です。
しかし、保健師の求人にはある程度の年齢制限があり、看護師や助産師に比べて募集が圧倒的に少ないのが現実です。
採用の際には、看護師として臨床経験を積んでいる人の方が有利になります。また、保健師資格を取得していることで、病院勤務の看護師さんでも資格手当が付く例があるそうです。

助産師

*女性看護師であることが前提
助産師とは、出産の介助をする仕事のことです。
妊婦や産褥婦(出産を終えた女性)の看護ケアは看護師でもできますが、産科医不足の中、専門家である助産師の需要はますます高まっています。
助産師になると、助産院を開院することもできます。また、助産師外来を設置している病院では、看護師と比べて独立型で仕事ができ、給与も比較的高いです。
しかし一方で、看護師や保健師と比べて、かなりハードルが高い資格です。所得を目指すなら、まずは産科(NICU)で経験を積むのがおすすめです。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員は、介護保険法において要支援・要介護認定を受けた人からの相談を受け、在宅サービス計画(ケアプラン)を作成し、他の介護サービス業者との連携を図る仕事です。
介護サービス利用者のほか、そのご家族とも円滑なコミュニケーションを図らなくてはなりません。利用者やご家族とは長い付き合いになり、介護のことだけでなく、生活や金銭的なことなどあらゆる相談相手にもなるため、仕事はとてもハードですが頼りにされる存在としてやりがいも大きい仕事です。
看護師に比べ、パソコンを使った事務作業なども多く、頻繁に変わる法律や制度への対応も求められるのも特徴です。


キャリアアップにつながる資格とは?

認定看護師・専門看護師という資格は、ともに特定の看護分野のスペシャリストです。これらの資格保有者の多くは、現場全体の教育や指導、相談など、統括的な立場で活躍しています。
今現在は、その資格を十分に活かせる職場はまだ少ないですが、今後は重要視される傾向にあり、資格取得を積極的に応援してくれる病院も増えてくるでしょう。
とはいえ、資格取得のためには仕事を休職して研修に行かなくてはならない上、検定料や授業料など、まとまった費用も必要です。なにより、入学試験・認定試験はかなり難易度が高いので、目指すなら強い意志と努努力が必要になるでしょう。
病院側の推薦状が必要な場合もあるので、まずは資格取得支援体制が整っている病院で知識や技術を取得し、実践を重ねながら目指すのがおすすめです。

プラスαの資格

今現在の看護師としての仕事にプラスαの価値を加えたい方には、「心理カウンセラー」「メディカルトレーナー」「生活習慣病予防士」などの医療系資格が人気です。
また最近では、看護師として働きながら、アロマセラピストやカラーコーディネーターなどの勉強をされる方も増えています。これらの資格や知識は、リフレッシュやストレス解消になるだけでなく、感性や視野を広げてくれるので、日々の仕事に深みを与えてくれるでしょう。

転職を考えているみなさん。ご自分が転職を希望する病院には、資格取得への協力体制や、資格取得後の活躍の場がありますか?
将来、自分がどのように活躍したいか考えたうえで、まずは情報収集してみてください。転職を有利に進めるために、みなさん頑張りましょう。

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