看護師を辞めたい方へ

看護師を辞めるとどうなるでしょうか?
まず次の仕事が見つかるかどうかです。
看護師を辞めるなら、次の仕事を見つけてからにしましょう。
間違っても次の仕事が決まる前に辞めてはいけません。
またアルバイトやパートも避けたいところです。
女性がフリーターや非正規で働きだしてしまうと、なかなか正社員として雇ってもらえないからです。

またお金も時間もかけて取った看護師の資格を捨てる覚悟はありますか?
お金を出してくれたご両親はどう思うでしょうか。
看護学校の時間を全て無駄にしてもいいのでしょうか。

そこで今回は看護学校の辛い経験を取材してきました。


学生の頃に経験し辛かった、病院実習の話

私は19歳のころ看護短期大学に通っていました。
その看護短期大学から、病院実習をする事になっていました。
病院実習は基礎看護実習、成人看護実習、小児看護実習等と様々ありましたが、先輩方から1番きついと言われていたのが母性看護実習で、その忠告は本当に正しかったです。

きついと言われた、母性看護実習、具体的な内容を教えてください

母性看護実習では周産期のお母さんと赤ちゃんの看護をします。
可愛い赤ちゃんがいっぱいいて、病棟は優しい雰囲気に包まれているかと思いきや、そうではありませんでした。
看護師も学校の教員も、お母さんと赤ちゃんには天使の笑顔を見せますが、看護学生には本当に厳しいのです。
例えば、初めて触れる小さな赤ちゃんに緊張して、手を震わせながら沐浴していると、「うわ、赤ちゃんが可哀想」と捨て台詞を吐かれました。
他には、バイタルサインなどを測って看護師に報告すると「だから何?」と言われ、時間をかけて赤ちゃんの観察をしていると「いつまでやっているの?邪魔、どいて!」と言われました。
勉強が辛いとか、体力的に辛いとかではなく、母性看護実習は本当に精神的に追い詰められる実習だったのです。
もちろん、病院によって看護師の雰囲気は異なると思いますが、他の病院に実習に行った人達の話を聞いても、やはり産婦人科病棟は、看護学生に厳しい傾向にあるようです。

他に実習で辛かった出来事を教えてください

母性看護実習で辛かった事は、それだけではありませんでした。
私の通っていた学校では、母性看護実習の時は赤ちゃんの写真を撮ってアルバムを作り、退院時にお母さんにプレゼントするという、お決まりがありました。
ただでさえ、たくさんの記録物作成と予習復習で寝る暇もないのに、さらにアルバム作りも追加されてしまうのです。
正常分娩であれば1週間で退院するので、大急ぎでなおかつ、丁寧に作る必要があります。
毎日実習の後に学生控室にこもり、画用紙を切ってシールを貼って、可愛いイラストを描いてと、遅いときは23時まで残って作りました。
お母さんには泣いて喜んでもらえましたし、今でも年賀状のやり取りが続いているので、頑張ってよかったとは思いますが、正直もう2度と母性看護実習はやりたくないと思っています。

これから、実習へ行く学生にアドバイスをお願いします

これから実習へ行く学生の方、私のこの苦労話は10年程前の事になりますので、今の実習風景とは異なるかもしれません。
しかし、人の命を預かる仕事ですので厳しい指導があることは変わりないはずです。
その時は本当につらくて投げ出したくなりますが、その辛い日々に意味があったとわかる日が必ず来ますので、是非今は精一杯頑張って実習を乗り越えてください。

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