資格を仕事に活かすには

資格には医療分野だけでなく、弁護士・会計士など、この他にもたくさんの種類があります。
その資格を有効活用して、仕事のスキルアップにつなげましょう。

資格取得にはどんな効果があるの?

資格取得をしたナースの7割以上の人は、資格を取得したあとに、何か変化があったと感じています。
資格にはどんな効果があるのか考えてみましょう。

●知識・スキルを身に付ける
資格を取得するには、検定試験や認定試験を受けます。
試験に合格するには、勉強をしなければなりません。
また、実習やレポートなどがあったり、講習会が実施されている資格もあります。
資格取得のための勉強が、仕事と関係している場合、仕事に役立ったと感じられることができるでしょう。

つまり、資格を取得することよりも、資格を取得するための勉強に意味があるのです。
ただ忙しい毎日の中で、時間を作り資格取得のため勉強するのは大変なことです。
参考書や問題集が利用できる資格はとても役に立ちます。
資格を取得するために勉強が、自然に必要な知識やスキルを身に付けることになるのです。
それが資格の効果です。

●資格は知識・スキルの証明
「ナース歴10年」「外科病棟5年勤務」とあなた自身のキャリアを説明するときに、経験年数を用いることが多いと思います。しかしあなたが持っている知識やスキルは経験年数を聞いただけではわかりません。
それに対して、資格は認定を行う学会・団体からから「専門家として一定の知識や技術を持っていると認められた」ということになります。
資格はあなたの知識・スキルを証明してくれます。

●資格は全体を順序よく、バランスよく学ぶことができる
資格を取得するためには、その分野の研究の歴史などの「仕事に必要ない?」と思える内容も勉強もあります。
仕事の中で習得する知識には順序立てられられていないのです。
目の前の仕事を通してランダムに断片的に身につくことがほとんどで、「経験上、こうすると良い」といった経験知もあります。
資格取得のための勉強には、このことを順序立てて学ぶことができ、また経験知を証明する研究結果に出会うこともあります。
つまり資格取得の勉強で体系的な知識を取得することができるのです。仕事で習得した知識を体系立てて勉強できるので、今までの不安や疑問を解消でき、仕事にも自信が持てるでしょう。
また断片的な知識が整理されると次のステップへつながります。

目的意識は効果を最大にする

資格にはいろいろな効果が期待できますが、アンケートで17%の人は資格を取得後「何も変わらない」と答えています。
その原因は資格取得の目的によると考えられます。
「資格・スキルを身に付ける」「知識・技術の証明」「全体を順序よく、バランスよく学ぶことができる」という資格の効果は、いろいろな分野の知識に当てはまります。
それに対して、仕事に役立てようと資格取得を考えている人には、この3つの効果の言葉の前に「仕事に必要な」という言葉を加えて考えなければなりません。

「将来的に役立ちそうだ」「職場で有利そう」と思い、なんでも資格を取っておけばいいというものではありません。
苦労して取得した資格を、仕事に活かしたいと思うのは当然ですが、役立たなかったということもあります。
これは資格取得するときに、仕事と資格を関連性を考えなかったからです。

資格取得を仕事に活かしたいと思うなら、「どんな資格か」「どんな知識が得られるか」「その資格は仕事にどう関わるのか」という3つのポイントを押さえておくことが大切です。


資格はきっかけであって万能ではない

看護師は資格がないと、看護の仕事をすることはできません。また医師や弁護士なども同じです。
これらの資格は、一定水準の知識・スキルをを身に付けた人だけに仕事ができる資格です。
逆に、資格を持ってる人と持ってない人でも同じ仕事ができる業務もあります。
この点を十分理解してないと「資格取得しても仕事内容が変わらない」というストレスになります。
また「資格取得しても昇給、昇進につながらない」という不満もあるかもしれません。
このストレスや不満は、資格に対する過度の期待や誤解だと考えます。

資格取得支援制度や資格手当が着く職場もあります。
「資格取得=昇進、昇給」を考えてしまうと期待外れになってしまいます。
資格取得はあくまできっかけで、「資格取得に向けて勉強→知識・スキルが磨かれる→仕事のスキルの向上」が昇進、昇給につながるのです。
資格を取得してもすぐに成果が出るわけではありませんし、万能でもありません。それが資格です。
でも自分の心の持ちようで、いろいろな場面で資格はあなたのスキルアップにつながり、目標へと導いてくれるでしょう。
資格はキャリアアップのための、役立つ道具として利用しましょう。

↑ PAGE TOP