もう耐えられない!看護師を辞めたその後


こんにちわ。ナミエです。

私には、看護師を辞めて一般職に転職した過去があります。
看護師としては、約5年ほど働いたことになります。

辞めた理由は多々あります。
看護の仕事に嫌気がさしたこと、病院の人間関係に疲れ果てたこと、将来が見通せなかったこと。

「看護師なんて辞めたい・・」
「けど次の仕事が見つかるか不安・・」
「仕事を探す暇もない・・」

私のように悩む方は多いと思います。
そこで私の転職活動が参考になればと思い、この記事を書くことにしました。

まずは私の簡単な経歴からご紹介します。


新卒の頃

私は大学を卒業して、病床約800床の病院に就職しました。


配属は、希望していた消化器内科です。
新人として必死に働いていました。

でも、

「あなたは看護師に向いてない」

30代の先輩からこう言われたことがあります。

周りとの関係はあまりうまくいきませんでした。
看護方法の考え方の違い、患者様への対応方法の不満、不規則な勤務からくる体調不良、先輩ナースからのいじめ。

「頑張れば分かってもらえるはず」
そう思い、仕事に集中し、周りとのコミュニケーションも取ろうと頑張りました。

でも状況が良くなることもなく・・。
1年後に退職することに。


転職先

次の職場はリハビリテーション病院でした。


ここはゆったりとした中で患者様と向き合える環境でした。
担当したのは、急性期を脱した脳梗塞の患者様、骨折の患者様などです。

最初は格段に楽になった仕事に「これがずっと続けばいいな」と思っていました。

しかし年を重ねるにつれ、モヤモヤした気持ちも出てきました。
「この仕事、微妙かも・・」

過剰な激務、多すぎる夜勤、微妙な給料、不規則なシフト、有休がとれない、人間関係の悪さ。
色んな事が積み重なっていたと思います。

「この先、何十年も病院で働くのか・・」
看護の仕事に将来をイメージできなくなっていました。

このリハビリテーション病院では4年間働きましたが、退職となったのです。


看護師を辞めて

私は看護師を辞めました。

次の職場は夢だったペットショップ。


ただここは予想以上に過酷でした。
ハムスターや鳥などの小動物が毎日死ぬのですが、それを処置する役目がかなり苦痛でした。
本来ならば業者に焼却してもらうのですが、家庭ごみとして捨てていました・・。

さらに臭いも大きな悩みでした。
動物の体臭、糞尿、エサ、死臭、防腐剤が混ざり合って、吐く子がいるくらいです。

この臭いは服や髪に染み付きます。
服は作業着のためよいのですが、髪の臭いはシャンプーでも取れず、寝ていると臭いが漂ってくるのが分かるくらいでした。
(そのせいか毎日ように動物の夢を見ました・・)

手取りは月12万円ほど(時給に換算すると800円以下・・)
残業も多く(サービス残業)、ボーナスや昇給はありませんでした。
2年耐えるも将来が見えず退職。

その後はコールセンターや飲食店、ショップ店員などを転々としましたが、どこもブラックな職場ばかりでした。
給料も悪く、看護師時代の貯金を食いつぶしていました。

「看護師って恵まれていたんだな・・」

この頃は本気で後悔していました。


ブランクからの復職

また看護の仕事に戻ろうと決意しました。


その過程で「なぜ私は看護師を辞めたのか?」を考えてみました。

1.言われたことだけをやっていた
2・非効率な仕事が多かった(変えようとしても「昔からこの方法でやってるから」と言われる)
3.人間扱いされなかった(非常識なほどの激務、強烈な縦社会、若手は過剰な回数の夜勤)
4.尊敬できる人がいなかった(憧れの人、こんな看護師になりたいと思える先輩がいない。逆になりたいとは思えない)
5.給料が悪いと思っていた

1、2、3番は多くの病院に当てはまると思います。
4番は上司や先輩との相性もあるかもしれません。

ただこれは病院に限ったことではありませんでした。
一般職種でも同じです。

看護師を辞めたからと言って、その先に理想の職場がある訳ではなかったのです。

しかし1、2番は自分がそれなりのポジションになれば、改善できるはずです。
3番、4番は職場次第・・。

5番はむしろ逆。
看護師の給料は高いほうでした。
もちろん仕事量に見合っているかと言われれば、微妙です。

ですが、一般職はそれ以上に低賃金!
私は手取り9万円~14万円ほどでした。
経済的に困窮し、少ない貯金を切り崩して生活していました。
(一時期、生活保護も本気で考えていました・・)

特殊なスキルを持っていれば違うのでしょうけど、看護しか経験のない私にはその価値しかないのです。


忙しすぎて転職活動できない

私は働きながら病院の仕事を探しました。


しかし働きながら仕事を探すのは大変です。
とにかく転職活動をする時間がありません。

「時間は作るもの」という人もいます。
しかし残業が多く、有休も取れず、むしろ休日出勤させられるような職場では、睡眠時間を削るくらいしかありません。

もちろん残業すなくてもすむよう仕事をかたずけておく、有休がとれるよう調整する、と言う人もいます。
確かにその通りだと思います。

でもそれができない環境にいると手の打ちようがありません。

日常業務に追われ、定時後に事務作業。
毎日来るお客さん(患者さん)。
代わりのスタッフもいない。

抜け出したいのに、抜け出せないのです。


転職活動をスタートしたきっかけ

私の場合は転職エージェントを利用してスタートしました。


転職エージェントは無料ですし、転職活動をフルサポートしてくれます。
求人探し、履歴書作成、職務経歴書作成、病院の情報集め、面接の段取り、病院見学、条件交渉、入退職。
忙しい人はどんどん利用すべきだと思います。

もちろん転職エージェントは「人を転職させて利益を得ている」訳です。
彼らに全てをゆだねるのは危険だと思います。

私はそれをシッカリと意識したうえで、主導権は自分で握るようにしました。

転職エージェントはあくまでも仲介者です。
病院との調整、書類作成、ノウハウ提供といった面倒な手続きを引き受けてくれるサポート役です。

彼らの得意分野は彼らに任せ、決断は自分で下すようにしました。
どの病院の面接に行くか、どの内定を受けるか、いつ入職するかなど、大事なことは自分で決めるようにするのです。

また担当してくれるエージェントさんとの相性も重要です。
私は2社を同時利用しましたが、相性はハッキリと別れました。

良いエージェントさんは、私の希望を最優先してくれ、テキパキと動き、連絡もマメにくれました。
逆に勝手に面接日を決めたり、希望とは全く違う求人ばかりを紹介したり「この人ズレてるな・・」というエージェントさんもいました。

そこは運でしょうね。

嫌ならお断りすればよいのです。
そういった決断力は必要です。


転職活動の結果

私は3つの病院に応募し、3つとも内定を頂け、一番条件の良かった病院に復職しました。


3年ものブランクはありましたが、病院側のご厚意でプレセプターを付けてもらい、2か月間は担当を持たずにサブ的な立場だったため、慣れるまでもスムーズだったと思います。
(この辺りは事前にエージェントさんが交渉してくれました)

給料は手取り30万円ほど。
前職(飲食店)の3倍近い金額です。

もちろん仕事は大変ですが、お金の失敗が無くなったのはありがたいです。
お金が無い生活は精神的に病みがちになりますので。
自由に使えるお金も増え、最低限の日用品しか買えなかった窮屈な日々とは無縁となりました。

看護師を続けていく覚悟ができてからは、仕事を失う恐怖や、お金の心配、将来の不安などが、ほぼ無くなりました。


生活はどう変わったか

私は結婚し、家族も増えました。


一時期は専業主婦となりましたが、子供が保育園に行くようになり、また看護師として働いています。
パートですが時給2200円のため、一般職に比べれば格段に良いです。
週4日、1日5時間で月収は20万円近くになります。

もちろん独身時代ように手当たり次第にお金を発散することはできなくなりました。
お金の余裕は少ないです。
節約方法を調べたり、家計簿をつけてはノートとにらめっこするような毎日です。

それでもマイホームを購入でき、幸せを感じることも多くなっています。


看護師を辞めたいなら

看護師を辞めるなら、相応の覚悟をしたほうがいいです。


看護師を辞めると、給料も、働ける場所も、待遇も、将来性も確実に下がります。

「看護師を辞めたいのか?」
それとも、
「今勤めている病院を辞めたいのか?」

これをハッキリさせておいたほうがいいと思います。

「看護師という仕事自体が嫌いになった」というなら、辞めるのは仕方ありません。
看護は人の生死に関わる仕事なので責任も大きく、不規則な勤務のため心身ともにストレスが多い職種だと思います。

でも「自分に合った病院」が見つかれば、解決する可能性があります。
私はそうでした。

「転職するなんて忍耐が足りないんじゃないか」「どこで働いても同じ」「もう少し我慢したら」と、周りから言われることもあるでしょう。
しかし一歩踏み出すことで新しい道が開けることもあります。

もちろん「転職活動をする時間もない・・」という方もいるでしょう。
そんな方ほど、私のように転職エージェントを利用してみてください。

参考:転職サイトの正しい選び方(日本看護研究センター)

↑良いエージェント、悪いエージェントの見分け方が参考になります。
ちなみに「転職サイト=転職エージェント」のことです。

エージェントさんは、敵だらけの転職活動において、数少ない味方になってくれますよ。

あなたがより良い人生歩めるのを祈っております。
それでは。




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